熟年離婚を円満に成し遂げるためには

2018年8月4日

第二の人生

熟年離婚について書いてきました。

若い時の離婚と違うのは、
子育ても終えて、
経済的にも困窮しないように策を練る事が出来ること、
老後をどう過ごすか、という、自分の為だけを考える事が出来るということ、

その点が違うように思います。

もう、充分、結婚生活は送れて来た。
子育ても、家庭を守ることも、養う事も出来た。
子どもも自立して、新しい生活を営んでいる。

この家庭を、リセットしてもいいという気持ちが強いならば、
第二の人生、考える価値もあると思います。

新しい伴侶を得る、
一人でやっていく、
いずれにしても、新しい自分に出会う事が出来ます。

もしかすると、それは、向こうからやってくるのかも知れません。

伴侶でなくても、一生を共に出来る友人が増えるかも知れません。

私の母は、定年を迎えた途端に、
今までやったこともない絵手紙のサークルに誘われ、
絵心がないにも関わらず、トライし続け、今では、誕生日や、暑中見舞いなど、送ってくるようになりました。

私の義母は、しばらく、家の事ばかりしていましたが、
民生委員を任され、その暇が嫌い、世話好き、話好きがいかんなく発揮されております。

二人とも、離婚とは無縁にうまくやっておりますが、夫の愚痴はこぼします(笑)

でも、そうやって、外での活動が、息抜きになって、夫への悪態も外で言って(笑)、

発散できているのかもしれません。

そして、心の余裕が出来ます。忙しそうですが。

もしかすると、余裕が出来ると、
歳を取っても、新しい交流が生まれるのかも知れません。

それを、尻込みしないで、ぜひ挑戦して欲しいと思うのです。

老いらくの恋

老いらくの恋と良くいいますが、

80過ぎの男性でも、年下(60代)の方と事実婚をしていた方を知っていますし、
歳は関係ないのだな、と近頃、ますます思う次第です。

要は、もう、とか、いまさら無理、と思わない事なのではないでしょうか。

歳を取った親には、子どもの立場から言うと、
この歳でよくも、という気持ちが現れやすいのには違いないのですが、

自分本位で考えるなら、心が老けた訳というわけでなければ、その気持ちを維持するのはそんなに困難ではありません。
まして、若い時のように、
相手を身体で満足させないといけないという切迫感もなくなってくるでしょう。

一緒に居て、安らげる相手と居られるなら、それでいいと思えてくるのも、歳を重ねた人ならでは。

むしろ、若い頃のような衝動が無くなっていく分、穏やかにすごせることを望むようになるのではないでしょうか。

中には、老人施設で、ヘルパーさんにセクハラする方もおられるようですが、
心の安定が得られないと、そういった独りよがりの行動に至ってしまうのかも知れません。

それよりも、
早めに、安定した心持ちになれるように、若い人間から勤めた方がいいのかも知れません。

味方をつける

離婚をというのなら、納得して、お互いを味方につけられる離婚をする事がいいのではないかと思われます。

別れたけれど、長年連れ添った夫婦。
もちろん、お互いの友人等、知り合いも多いことでしょう。

積年の恨み、憎しみをぶつけて、
まるで罰を与えるように離婚するのも、気持ちの落とし所としてはありかも知れませんが、

それで心が晴れるかというと、そうでもないようです。恨みつらみで人間は生きて行けません。

年老いて、いざとなった時には、味方は多い方が良いものです。

一緒には暮らせないけれど、心が通じ合う仲間同士になる、
それを目指すのが良さそうです。

前にも話しましたが、自分本位になってみること。
自分を大事に思ってみること。
これまで、頑張って来た自分を愛してあげること。

それによって、相手を恨んでいたとしても、
そこまでの余裕がない人だったのだ、
実は、気が弱いのを、隠して大きな態度を演じなければいけなかったのだ、
などと、相手を理解する事が出来、
許す事ができます。

母親の絵手紙の話をしましたが、
せっかく、自分の時間が持てるようになったのなら、趣味など、好きなことをしても良いと、自分に自由をあげてみてください。

社会で揉まれ、時間に追われ、そんな生活から解放されたなら。

これまで、忙しくて、自分のための時間などまるで持てなかった、という方。
好きなことを、自分がする、ということを許してみませんか?

そうすると、もしかすると、夫との関係が良くなったり、
許し合えたり、
死ぬまで一緒に居てもいいかと、思えたりするかも知れません。

もちろん、笑って、別れるのを、自分に許すことも出来るのです。

何度も言いますが、年齢は関係ないと思います。
むしろ、熟年になり、時間が取れるようになった今こそ、

無理せず、自分を大事に出来るようになった、
そう思ってみませんか?

体の衰えは、意外に一気にやってくる方も多いものです。

そうなった時に、後悔なさらないよう、

有意義に老後を送ることを、自分に許してみませんか?