なぜ離婚に至るのか

2018年8月4日

これまで、愛情の搾取や、倦怠期など、
二人に壁を作るに至る原因を述べて来ましたが、

離婚までには、なかなか辿り着かないものです。

しかし、離婚という思い決断をするということは、

①壁がどうしようもなく高くなり、諦めてしまう。

②離婚した方が、お互い幸せだと思えるようになる。

③子どもや、周囲の理解がある、理解はなくとも、一人でやっていけると判断できている。

といった領域にまでたどり着いたということでしょう。

もちろん、すわ浮気、即、離婚!と考える方もいらっしゃいますが、
前回の離婚の仕方にもあるように、
順番に進めていく必要があるものですから、
まず、冷静になられる事をオススメします。

①諦めてしまう。

二人とも素直になれなかったのが原因ですね。
素直になる、というのは、今の心の状態で大丈夫という、自己肯定です。
でもそれは、これまで、鎧を纏って行きて来た人には、裸になるのと同じ、怖いことなんですね。

お互い、武装したまま、責め、責められすぎて、心の内を伝えても、もう無理だと諦めてしまったのでしょうね。

北風と太陽の話のように、
冷たい言葉を浴びせては、相手が厚い殻を脱げないのですが、

そんな相手に、自分がフォローして、暖かい言葉も使い、なんとか、心を開かせてあげる!と頑張ってこられた結果なのかもしれません。

実は、結婚前からそうだったのかも…
でも、結婚しても、人格は変わるものではありません。

そんな相手を、結婚したから、変わってくれるという期待もあったかも知れませんが、そう人は変わりません。

恐らく、二人の関係性を変えようと、頑張って来られた時があったと思いますが、
頑張れば頑張るほど、相手は自分の殻に閉じこもってしまう事が多いのです。
自分の罪悪感を責められている気になるからなのですね。

人を変えることが出来る、と思うところをまず見直す必要がありました。

人を変えるには、まず自分から、が原則ですが、
相手を変えたいがために頑張ってしまうと、さらに心の壁を頑なにします。

そして、変わらない相手の態度に、
離婚してあげた方が、この人の為かと、そこまで思ってしまいます。

本当は、相手に踏み込みすぎなのですよね。相手は離婚すると言ってないにも関わらず、勝手に頑張り、勝手に諦めてしまっています。

そして、諦めてしまうと、その隙に、トンビに油揚げを攫われるみたいに、違う人が心を掴みに来ます。

心を明かさない人は、かなり頑張り屋で、心をオープンにしないかわりに、自分は頑張る、という面を表には出しますから、
仕事や、身の回りが出来て、寡黙で、なんだかミステリアスな雰囲気、と思う人が周りに居たりします。

そこで、家庭がうまくいっていないんだ、と言おうものなら、
私があなたを幸せにしてあげましょう、とばかり、
自分と同じように頑張る人が浮気相手として現れたりするのです。

そこで、気がつくのです。
まだ、私のステディは、捨てたもんじゃなかったんだ、と。
諦めて、ひどい言い方ですと、ゴミ扱いしていたのが、ステキな人と崇める人がいるのだと。

でも、そうなると、後悔先に立たず、です。

そして、浮気した事に腹を立て、自分の自尊心も傷つけたまま、離婚に突っ走ります。

残念ですね。

なかなか、自分への価値、人への価値を具体的に言葉に表せない人は、確かに多いです。男女関わらず、です。

そんな人を、あの人はそういう人だから、と諦めるのではなく、認めてあげることが必要だった訳です。

嫌な事を要求されても、無理なものは無理ですよね。

でも、何も言ってくれないから、お互いに価値がない、と思い込んでいただけだったのです。
価値観の違いは離婚の原因にはなりますが、
自分が思いたいように思っていただけなのです。

夫婦は他人ですが、
だからこそ、あの人は、こうで、自分は、こう、という距離感は大事になってくるのです。

お互いに愛情があったのに、やり方が悪かった、という理由で離婚になってしまうのは、なんだか勿体無いですよね。

②離婚した方が幸せになれる

離婚してもしなくても、幸せになれる。
それは、離婚を簡単に考えていないか?と思われると思いますが、
自分たちの幸せを一番に考えた上の結論なら、それは尊重されるべきだと思います。

一緒に居たけれど、距離感を取るには、
一緒に住むでは、近すぎる、という判断ですね。

離婚しても仲の良い元夫婦は、たくさんいらっしゃいます。
そして、お互いに新しいステディが出来ても、
精神的に繋がっていられる、
そんな二人もおられます。

お互いへの固執や、嫉妬、そういった心理を越えた、間柄と言えるでしょう。

③一人でもやっていける

離婚で一番、問題になるのは、子どもの親権、あと、経済問題でしょう。

これは、離婚をするなら、きちんと決めておく必要がありますし、
慰謝料、養育費を納め続ける必要があります。

知人は、子どもが3歳の頃、離婚し、子どもが18歳になるまで、養育費をきちんと毎月納め続け、最近、納め終わったそうです。

残念ながら、子どもの様子など、親権者である元妻からは何も教えてくれていないそうですが、
きちんと、交わした約束は果たした訳です。

元妻も、一人で生活していらっしゃるか、実家にお世話になっているか、新しい人が出来たのか、分かりませんが、
連絡を寄越さないということは、それなりに自分でやれているということだと思われます。

離婚すると、相手を傷つけた、と思い、責任をずっと背負ってしまう可能性があります。

でも、離婚を決めた以上は、復縁を考えない限り、元には戻らない、
自分たちの、それぞれの力でやっていく、という宣言をしたという事です。

頼る相手が、夫、妻ではなくなったとしても、味方になってくれ、助けてくれる人はたくさんいます。

そういう人を信頼して、一人でも、幸せになる、と思い、前に一歩踏み出しましょう。