離婚は結婚より難しい

2018年8月4日

離婚が結婚より難しい理由は、みなさん分かると思います。

家族になって、過ごしてきた歴史がある、ということ。
子どもが出来て、子どもの気持ちも関わってくるということ。

あるものを壊すのは、勇気が要ります。

二人だけの家族でも、一方が勝手に決めていいはずはありません。

家族には、いつしか役割というものが出来てきます。

家族が問題を抱えた時、
事を起こした張本人、
迷惑を被った人、
問題を解決しようとする正義の人、
傍観者、などです。

年端もいかない子どもが、一生懸命、両親の問題を解決しようとして、正義の味方になる、
例えば戦隊ヒーローや、魔法のヒロインになって、
一撃で悪者をやっつける!
とばかりに、頑張ろうとする、
そんな風景もあるかも知れません。

でも、脚本があるわけでもなく、勧善懲悪でもない。

そんな、割り切れなさに、だんだん、子どもも疲れてしまいます。

そして、傷ついた子どもに育っていきます。

助けられなかった、自分が無力だと知った子どもは大きくなり、
助けたい人を選んで付き合ったりするようになります。
そして、無力感を感じて、自信のない人付き合い、恋愛をしてしまう可能性があります。

影響力は小さくない、ということですね。

もちろん、散々傷つき、傷つけた後に、選ぶ選択肢としての離婚ですから、
そこまでに至るまでに、疲れ切ってしまい、
疲労困憊で印鑑を押し、役場に提出する、
そんなことにもなりまねません。
そして、バツがついてしまったと、
自尊心を失くして、バラバラになっていきます。

そういう結果を招きやすいのです。

もう、自分は愛せないんじゃないか。
自分のことも、人のことも。

冷たい人間になってしまったかのように、です。

でも、本当は、何も変わっていないのです。
自分への、相手への評価が変わっただけです。

離婚をしたからといって子ども、親、それぞれが変わったわけではないのです。

ただ、離婚というのが、あまりにショックな出来事と受け止めた場合、それを引き起こした人間は誰か。その人間に、責任を被せたくなる、そういうことなのです。

人間性が変わった訳ではないのに、あなたは変わってしまったと、嘆かれるのは辛いですね。

自分を裏切ったと思う相手の幸せを願うというのは、言うほど簡単ではないかも知れません。

でも、親は親の、気持ちがあってのことなのです。

最善を願った結果が離婚だったということです。

当人同士も、元々、お互いのいい部分を見つけて一緒になった二人。
時間をかけてでも、そんな部分があったな、と、思い出し、

ゆっくりでいいですから、お互いを許せる離婚が出来るといいですね。

筆者も離婚を一度考え、そして、元に戻る事を選びました。

浮気されて、辛くて、別居を選びました。
迷いに迷い、夫に振り回されないように、自分を立て直すのを最優先しました。

しかし、真面目で、仕事はきちんとする、
そんな価値を、夫には感じていました。

そして、自分の意思で、やり直すことを決意したのです。

元に戻れば、浮気相手とはすぐに別れてくれるとはさすがに思いませんでしたが、

一縷の望みをかけて、元に戻り、
新しい生活を始めることで、離婚を回避しようとしました。

新しい家を建て、徐々に、仲良くなることも出来ました。

夫は、浮気相手とは別れることはありませんでしたが、仕事が終われば、家に戻ってきてくれる、

それを幸せに思うことが出来ました。

それから間もなく、夫は事故で亡くなりました。

お互いを尊重することが出来るまで、もっと時間が欲しかった。
でも本当は、早くから、最初からそうするべきだったのでしょう。
出来なかったから、離婚問題になったのです。

もっと仲良くしていれば、と言う気持ちは、まだ自分の中にあります。
でも、どう頑張っても、元には戻りません。

問題は、これが問題だと、気がつかせるように起こるのです。

これまでの自分たちを、見つめ直し、

良いところを見つめるために起こるのです。

離婚は回避出来るなら、ぜひそうして欲しいと、筆者は思います。
個人的な想いも含まれておりますが。

自体を難しくしてしまったのは言うまでもない、本人達。

ならば、元のようになれるのも、本人達の中に解決策はあると思うのです。

それを見つけ出すことは難しいでしょうか。
どう思われますか?

離婚問題で、子どもを巻き込みたくないと思っても、それは難しいことです。

巻き込んだことで、自分を責めないで欲しいのです。

良い方向に進むことが出来るきっかけだと、捉えて欲しいのです。

問題は、起こったことが問題ではなく、それまでがそもそも問題に値する状態でした。

無視したり、なんでもなかったかのように過ごしたりした、その結果なのです。

きっと問題と認識する前から、ズレや、居心地の悪さは感じていたことでしょう。

認めたくないものを認めないといけない。だから、離婚問題は難しくなるのです。

どうか、起きてしまったことで、自分たちを責めないでください。

起こるべくして起こった、として、堂々と、立ち向かって下さい。

きっと、良い方向に向かうと思っています。