子どもが出来ると仲が悪くなる?

2018年8月4日

 

子どもが出来て、愛情に包まれた家族、理想的ですね。

ところが、子どもが出来て、仲が悪くなる夫婦は多いのです。

子はかすがい、というのは古いのでしょうか。
いえ、
子どもが出来て、お互いが良く見えるようになったということなのです。

まず、筆者の話で申し訳ないのですが、
筆者は、妊娠して、つわりが酷く、妊娠悪阻という、水分も取れない状態で入院を2回しました。

そして、家事も仕事も何も出来なくなりました。
もちろん、夫の世話なんて…

そして、夫の寂しさが爆発して、
夫は浮気に走りました。

なんて夫だ!と非難するのは簡単です。
しかし、
それだけ、自分に依存していた夫、という姿が浮かび上がります。

そして、自分も、
自分が、妊娠でこうなった事を、
理解してくれるだろうと、思い込んでいた所がありました。

協力する、という気持ちが、なくなったわけです。

お互いに、自分の事を考えてくれるだろう、という甘えを持っていました。
そして、
その通りにならなくなった瞬間に、心は暴走します。

妊娠、子どもの存在は、それを目に見えやすくするわけです。

生まれてからもそうです。

母親になった、妻は、子どもの面倒を見るために、24時間奮闘します。

仕事を続けていて、産後復帰すると、子どもの世話に、仕事、家事、と、のしかかります。

優秀な人が多いので、こなしていく訳ですが、
やはり、そのうちに無理が出てきます。
そして、手伝わない夫、感謝しない夫に、文句が出始めます。

夫は、子育ての大変さを分からない人も多いです。
イクメンと言われる、協力的な方も増えましたが、例えば、オムツ替えはウンチは勘弁、とか、遊びに連れて行って、と言われて、何をしていいか分からなかったりします。

訓練されていないというのもありますが、子育ては、母親の仕事と、刷り込まれている場合も多いですから、
いきなりは出来ない訳です。

それで、無力感を抱えたまま、文句を言われ、面白くない、と放棄し始めます。
または、文句を言う妻に、そんな気持ちがあるという事を悟られないように、文句を言って返します。

本当は、役に立ちたいと思っているにも関わらず、です。

PTA、学校の行事参加、野球やサッカーなど、チームへの帯同、数限りなく、協力する場面はあるのに、
出て行きたくない、無理に出かけさせられて不満を漏らしたりします。

子どもが成長して、進路の考え方にも、2人の違いが現れます。
のひのびと育てたいという考え方、
しっかりと幼少時から教育を受けさせて、難関大学から、有名企業への道筋をという考え方。

それも、夫婦の仲を分けさせます。

なんだか、子どもが出来ると、夫婦が仲悪くなるだけじゃない?と思われる人は、
そこで、思い出すべきことがあります。

子どもの幸せ、
家族の幸せです。

もちろん、子どもの姿を見たいがために、学校行事全てに顔を出す両親も多いですし、
懇談会でも、参加する男親も少なくありません。

全ては、子どもの笑顔を見たい、
子どもが幸せになってほしい、
それが、夫婦それぞれ、考えが違うという事なのです。

願っているのは同じはずなんです。

でも、そこで、独りよがりの考えをひけらかすと、子育てに限らず、
周りを振り回して、自分の意見も通らない、という時代になりますよね。

上手く、すり寄せが出来るか。
自分を偽らず、
喧嘩にならないように、言葉を選べるか。

そして、やはり、感謝の気持ちを表しているか。

それに尽きると思うのです。

なんでも最初が肝心で、
感謝、ありがとうが照れくさいと思うと、言えなくなってしまいます。

「ありがとう」
言えているつもりで、意外に言えていないこの言葉。
もし、感謝されていないと感じで不安ならば、
自分から、小さいことでも、してもらったことに、「ありがとう」と返してみましょう。

やって欲しい事は、自分から積極的にやるといいのです。
そして、あなたは、感謝される価値がある、と、伝え続けるのです。

夫婦は元々他人。
価値を伝えないと、
本当に他人に戻ってしまうのです。

子どもに対してもそうです。
子どもには、価値を伝え続ける必要があります。
例え、考えの食い違いで言い争いが続いても、
子どもには、あなたを愛している。
けれど、考え方が、パパとママは、違うんだ。
あなたに、一番いいものを与えたいから、
一生懸命に考えているんだよ、
という伝え方をしているでしょうか。

夫婦喧嘩を引きずって、子どもの失敗を咎めたりしていませんか?

愛情というのは、なかなか、夫婦でも、子どもにも、伝わりにくいです。

子どもは、こうして愛してほしい、というのを、
例えば、好きなおもちゃを買ってほしい、
行きたいところに連れて言ってほしい、
運動会で、お弁当を持って、応援してほしいなど、
思っているものですが、

大人の思う愛情と、子どもの願う愛情が食い違うのは、仕方ないことです。

思いと違うものをプレゼントされた、
忙しいといって、どこにも連れていって貰えない、
運動会で、カメラのファインダーばかり見て、自分を見てくれない、

そんな事で、自分は愛されていないという、深層意識を作ったりしてしまうのです。

ある程度、仕方ない部分はありますよね。
でも、愛していないわけじゃないです。
それが、精一杯の愛し方なのですから。

いつも、心に、愛している、
感謝している、という気持ちを持って下さい。

当たり前が、当たり前でなくなって、
そこで、気がつくということになる前に、
お互いの幸せ、もう一度考えてみませんか。