DV・だめんず

2018年8月4日

 

※最初に断っておきますが、DV、だめんずは、男性の事だけを指すわけではありません。
筆者が女性であり、体験から、男性寄りの書き方となっております。
分かりやすく、だめんずという言葉を使いましたが、男女は問わないというのを念頭に入れてお読み下さい。

ひと昔流行りましたね、だめんず・うぉ〜か〜という漫画。

よくこんな人を見つけてくるなと、感心したものです。

ヒモ男だったり、浮気する、DVする、そんな男の優しい面に惹かれて、悪い所は我慢して、
別れても、やっぱり同じような人間に惹かれてしまう。

 

筆者も、夫が浮気して、なおかつ、浮気相手に暴力を振るっていたらしいと聞いていましたから、だめ男が好きだった、というか、その人が見せる優しい所があって、この人はだめな人じゃない!と強がっていいとこ探しをしていたのかも知れないと、今になって思います。

そう言いつつも、本当の意味で許してはいませんでした。

 

自分は、市役所で臨時職員をしていた時期があります。
福祉関係の仕事をしておりましたから、
DVを受けて逃げていらっしゃる奥様と、電話でお話する事がありました。

夫から隠れているストレスからか、こちらが聞いたことに激しく突っ掛かれたりして、ナーバスにならざるを得ない案件も多かったです。

浮気や暴力を続けられる人は、そのうち、自尊心を失います。
お子さんも抱えていらっしゃる方も多いですから、生活するも必死です。

それが、言動に出てしまうのは、無理もないことだと思います。

DVで離婚した友人がいますが、
離婚しても今だに、精神的ダメージが抜けず、精神科にお世話になっています。

喧嘩をして腹が立って、つい、衝動的に暴力に頼ってしまうということはあるでしょう。
しかし、常習的な人は、相手の弱い所をちゃんと見て、行動に移します。
衝動的ではないのです。計算ずくなのです。

相手を低く見て、優位に立ちたい心理が働きます。
つまり、「弱い」のです。

だめんずと呼ばれる人も、
女性に依存していますし、
女性でも、男性に依存して、何か至らないところを口撃する人は多いですから、
お互いに、叩く相手がいないとダメだと、掴んで話しません。

依存される方は、きっと優しいし、手を差し伸べたくなる方なのでしょう。
それを、知っていてダメを演出します。
金銭的に依存したり、「あなたがいないと死ぬ。」というような、ストーカーやストーカー紛いの行動を取ります。
こういった方々も、弱い、自信がないのです。

その相手も、自分がいないとこの人はダメになる、と、過剰に思いを強くしますから、離れられない、共依存という事になります。

筆者も、結婚していたから、というよりも、相手を悪く思いたくなくて、耐えていた節があります。
悪者にした自分は、また悪者になってしまうからです。

悪者になりたくない、という気持ちは、その状態を好みます。事態が動かないのは、そのためです。

 

ただ、相手は、
その弱さを隠したかったり、
罪悪感を感じたり、自己嫌悪に陥りたくないですから、
こちらが悪い、といいます。

被害者を加害者に仕立てる、
やはり、ダメだと思わざるを得ません。

私がそれに気がついたのは、カウンセラーの方との、最初の出会い。
夫の浮気で、夜も寝られなくなった
私は、無意識に、明るく、こんにちは〜と、扉を開けて、カウンセラーの待つ部屋に現れたのです。

心はボロボロだったのに。

その、明るい振る舞いが、そもそも、おかしいと気が付きませんか?
と言われて、
初めて、自分の気持ちを、なんの迷いもなく押し殺して来た事に気がつきました。

そして、自分が悪いのだと、自分を責めていたことに、やっと気がつきました。

カウンセラーの、夫がおかしい、という言葉を何度も聞いて、です。

あなたは悪くない、と、何度も言われて、です。

 

自分をボロボロにした、
そこまでの人を、相手にして、巻き込まれて、不幸になる必要はないんです。

大切なのは、自尊心を取り戻す事。
そして、問題と、可哀想と思う気持ちを切り離し、問題に立ち向かう事。

自信がないと、相手の問題を、自分の問題と混同してしまいがちになります。全て、自分が悪いから、こういう事態を招いてしまった、という思考になるのです。

悪いと思うと、何もかも自分のせいになります。この世の中が悪いのも、自分のせいになります。

そんなこと、と思われるかも知れませんが、そういう心理に陥るのです。

殴ったり、叩いたりする相手は、あなたが悪いからその行動に移る訳ではありません。

自分の弱さを隠す、という、自分の問題を、あなたに転嫁しているだけなのです。

 

DVをしかける人間、だめんずや、依存性の高い女性を救いたい、と思うのなら、
まず、自分を大事にして下さい。
でないと、共倒れを起こします。
そして、それは、エネルギーの居ること。
無理なら、離れるのは正解です。

勇気を出して、
ノーと言って下さい。
味方は沢山いますから。