「人生の楽園」のような老後を目指そう

2018年8月4日

「人生の楽園」というテレビ番組をご存知でしょうか。
セミリタイアされたご夫婦が、
新天地で、新しい、素敵な生活をされているのを紹介する番組です。

あんなの、夢じゃないの?
いいとこだけ、映してるんだよね。

そんなやっかみも分かりますが、
実際、親の介護などで疲弊していらっしゃる方、
その土地から離れられず、しがらみで生きている人には、
確かに夢物語に映るかも知れません。

でも、
田舎に引っ越さなくても、
これまでの生活を変えなくても、
きっと、あのような生活は出来るはずです。

大切なのは、夫婦の仲の良さ。

番組の中の御夫婦は、助け合って、笑って、生きていらっしゃいます。

田舎の家に引っ越した理由は、

引っ越しして、二人でやって行こうとする、二人の空間、環境を良くする、

そういう努力をしようとした結果、安住の地を見つけて引っ越した。

その延長上にある、素敵な生活に他ならないのです。

テレビでは、仲睦まじく、
お互いを尊敬し、
勤勉で、良く働き、
といった模様が映し出されます。

本当は、意見が合わなくて。喧嘩もしているかも知れません。それは、テレビの演出として、映し出されないでしょうけどもね(笑)

しかし、

自分が今、素敵な生活が出来なくて、
羨ましいと思うということは、

あなたにも、そうすることが出来る可能性を秘めているということなんです。

それは信じられますか?

人を羨ましく思うということは、
その人に近付きたいということ。

自分の中に、そんな気持ちが無ければ、
羨ましく思うこともありません。

無視できるということは、人は人、という考えが出来、羨ましくも思わないものですが、

気になってしまうということは、そんな生活に憧れているということですよね。 だから、羨ましいんです。

しかし、そんな生活への近付き方や、
接し方が分からなくなってしまっているだけなんです。

実行出来ている人は、自分の要望に素直に生きていらっしゃるということ。

でも、出来ない!という人は・・・

テレビに出てくる人は、
例えば、人混みに紛れて出勤してしたり、
街のゴミゴミから解放されてますよね。

会社があって、家庭がある人は、そんな生活、リタイヤしないと無理!と諦めていらっしゃるかもしれません。

でも、毎日ではなくていいので、
思い切って、一週間くらい、非日常を体験してはいかがですか?

温泉にゆっくり浸かったり、
美しい風景を見たり、
いつもできない事にチャレンジしたり、
行き先を決めずに、ホテルも予約せずに旅行してみたり。

それこそ、ちかくのスーパー銭湯でごろごろでもいいんです。

だれも、何も言いませんから。

そこで自分にやりたかったことを経験する事で、
本当にやりたかった事、
本当に有りたかった自分が、
見つけ出せるかも知れないのです。

母親の話で恐縮ですが、

ゴルフばかりに出かけてしまう夫を不満に思い、愚痴ばかり言っていました。

出かけるときは、いつも二人の仲の良い夫婦なんですが・・・ゴルフはしたいと思わないので、

自分だけズルい、と思っていたのかも知れません。

そこで、母親と、娘の私、嫁、私の娘と、女四人だけのプチ旅行をしてみました。

大阪で、ちょっといいホテルを予約して、夜は鍋を食べて。

すると、町内に不幸があって、夫にすべて任せざるを得なくなりました。

でも、ちゃんと夫は対応してくれ、私たちは、予定通りの行程をこなして、帰ることが出来ました。

それから、母親は、文句を言わなくなったのです。

新天地で生活出来なくても、
少し羽を伸ばしに行く、
それで何かを得るかも知れません。

好きなことしていいんだ、と。

そうすると、心に余裕が出来るものです。

夫婦が喧嘩して、
やっぱり、この人は変わらない、と、
諦めるか、
この人らしい、と思うか、
それだけで見方が変わってきます。

そう、
人生の楽園は、
自分の中にあるんです。

思い込みや、
常識と思っていたことや、
偏見から自由になる。

でもそれは、手の届くところにあるのかも知れません。
それに、気が付いてないだけなのかも知れません。

移住とか、
南の島で暮らすという、
ちょっと大変な決断を要する事柄もいいですが、

小さいご褒美、
近いけれど、解放される場所、
何も考えなくていい時間、
それを、自分たちに用意してあげましょう。

今までよく頑張ったね。
全て、上手くはいかなかったけど、
よく乗り越えたね。
文句も不安もあったけど、
頑張ってやって来たね。

そんな、労いの言葉をかけてあげる、
そんな機会を作りませんか?

美味しいもの食べて、
美しい景色見て。
そんか中で、文句を言う人はいませんよね。

そんな時間の中で、
思った事を口にしてみましょう。
感謝や、謝りたいことでもいいかも知れません。
素直に受け入れてくれるのではないでしょうか。

わざわざ、定年後に、新しい生活の場を新天地に求めるのは、
そういった安らぎや、
心の余裕を取り戻したいからなのかも知れません。

だから、
定住しなくても、
少しだけ、
そんな二人だけの時間、作りませんか?