別れを経験しているから、相手の大切さが分かる

2018年8月4日

 

これまで、離婚、または離別で、他の方を伴侶に選ぶ場合、というお話を中心にしてまいりましたが、

同じ方と、復縁する、ということになり、改めて、二人の運命の固さを感じられる、ということもある。

そんなお話をしようと思います。

筆者の知り合いのお話なんですが、
一度離婚されたお二人が、復縁され、
また同じ人と再婚も考えられているとのこと。

今は、各々の両親の介護の事があり、すぐには無理なのだそうですが、

ひょんなことで会うようになって、
一緒に過ごしている時の、勝手知ったる、というか、
安心感を再び感じ、

それは何物にも代え難い、と思った、というのです。

離婚した夫婦は、別の人とやり直す場合が多いと思うのですが、
このお話を聞いて、

こういう、元鞘といいますか、
元の夫婦に戻るという、熟年結婚もありなんだな、と思うのです。

そのお二人の、離婚に至るまでのの詳しいところまでは分かりませんが、

その時は誤解や、分かり合えない状態、
それと、男性が大酒飲みで、暴言を吐くこともしばしばだったのも災いしたということでした。

離婚から十数年間、全く連絡先も分からなかったそうですが、SNSだったか、ふとしたことで分かり、連絡したところ、
元奥様は、いつもなら、出ないことにしていた電話に、出てみられたそうなんです。

元奥様は、親の介護で、気持ちが落ち込み、寂しい思いもしていて、そんな時に、心を開いて話を聞いてくれたのが、元旦那様だったということです。

とてもステキなお話ですね!

歳を取り、分かることは、沢山あります。

経験や、環境の違いが、それを知らしめてくれたというのもありますが、
きっと、お二人が、物事を理解し、自分を変えることを厭わなかったことにあると思います。

旦那様も、お酒を辞めたのは、なかなか信じてもらえなかったと言うのですから、かなり迷惑に思われるほどのお酒の量だったのでしょう。しかし、旦那様は、離婚の痛手から、自分を省み、お酒を止めるまで努力をされました。

復縁の記事でも書きましたが、
やはり、良い方に変わる、
起こった事を理解し、大事だったことを、改めて大事と思えるようになる。
それは、とても大切なことだし、
逆に言えば、なかなか難しい事ではあります。

離婚して、自暴自棄になったり、
自分なんてどうでもいいや、と自己否定してしまう事が多いからです。

離婚は、これまでの自分たちの営みの否定ですからね。

時が解決してくれたとも思えますし、

良い方に変わった二人は。
やはり、再び、出逢うべくして出会った、ということなのでしょうね。

あまり使いたくない言葉ですが、運命、という言葉を信じたくなります。

そして、再婚しよう、としているのがポイントだと思います。

やっぱり、元の相手と一緒に居たい。
それを実現するのは、これも、最初の結婚、離婚よりも難しいのかも知れません。

これは、自分が、復縁できる、それだけの価値があると、認識出来ること。
堂々と、元に戻ろう、と言えるだけのものが自分にあると、きちんと認識出来ることが必要になります。

また、生活を共にする、ということ。
一度他人になった相手と、共に暮らすということ。

経済的な面はもちろん、居住、生活、環境、
全てにOKを出せるだけの条件は必要でしょう。

その中でも、やはり、
マイナスの条件をすべて吹き飛ばす、
愛情があるということでしょう。

未練を断ち切れと言ってきましたが、
全く無くなるというのは、難しい話です。

素晴らしい時間を経て、一緒になった二人の思い出は消えません。

喧嘩して、傷つけ合った苦しさも消えません。

しかし、それに固執することなく、
いい思い出だった、と思えるくらいの距離感を保つ、と言えばいいのかもしれません。

元奥様、元旦那様の当時の考えを、
新しい相手に当てはめてはいけないということです。

いつでも、新しくなれる。
柔軟性を持つ。

これは、歳を取るほど、難しくなります。

価値観が固まるということは、新しい考え方について行けない、と同意義です。

価値観が会えば、それで一緒にいられるでしょうが、
離別するということは、価値観はその当時は違って居たということ。
一緒には、暮らせない、という結果を導いたのですから。

あ、この人、変わったな。
一緒に居て、心地いいな、
そんな気持ちになれるようになっている事が必要なのです。

先ほど書いたお二人ですが、
これより、早くに再会しても、上手くはいかなかったかもしれません。
ステキな方なら、再婚のお話も出たかも知れませんし、その時に、元の相手が現れても、正直邪魔なだけです。

でも、そんな人とも、上手くいかず、
たまたま、知った連絡先に導かれた。

それまでの時間が必要で、
そこから、またやり直せるに相応しい二人になっていた、ということでしょうか。

そんな二人なら、きっと、いい家族になれると思います。

大人になる、熟年になるとは、
そういう事があり得る、という事なんですね。